リミテッドは楽しい

GTCの発売を控えてカードリストも出揃ってきました
セットとしては高額になりそうなカードが少なく、残念エキスパンションというイメージですね
個人的に早めに押さえておきたいカードはちらほら見えるので初動を観察するのが楽しみです
この時期の楽しみはカード評論を眺めることだと私はおもってます
少々意地の悪いことを言えばその評論が的外れな物ほど面白かったりします
プレリの勝率はカードの引きよりもその時点での的確なカード評価が出来ているか?という謎掛け的な要素が高いと思います
無論、強いレアを引くに越したことはありませんが「弱いカードを入れない」ことで緩和出来る部分が多いのです
また、強いことにあまり気づかれてないカードを投入して相手をあわてさせるのも楽しいです

そういった意味でプレリは比較的勝ちやすいイベントだとおもっています
実際プレリシールドではカードプールに関わらず2敗することはほとんどないですね

では、カードの評価をどう下すのか?ということに少し触れてみようとおもいます
リミテッドにおけるカード評価の基準をあげてみましょう

1.環境突破サイズ
2.基本回避能力
3.基本除去
4.キーワード能力
5.非クリーチャーパーマネント
他にもありますがおおまかにあげてみました
個別に考えてみましょう
1.環境突破サイズ
これはクリーチヤーが突破力として評価できるラインを示しています
RtRでいうと4ですね。だいたいは3か4ですが場合によっては2か5の環境もあります
ここを把握しておくのは基本です

2.基本回避能力
環境における回避能力の保有量および対処手段のバランスをさします
使う側としても使われる側としてもそれが環境的に戦略レベルに達しているかどうかです
例えるならM13は回避能力が戦略レベルに達していましたがRtRではそこまでではありませんでした

3.基本除去
除去は戦術の鍵をにぎりますが、大事なのは強い除去カードを使うことよりも除去カードをどう使わせるかです
よくある光景ですが「除去は必ず必要」本当にそうでしょうか?

4.キーワード能力
これについてはゲーム展開に対する想像力が必要です
キーワード能力は基本的にどれも強いのですが実現性に差があります
そこの計算を踏まえて考えましょう

5.非クリーチヤーパーマネント
リミテッド環境ではクリーチヤー以外のパーマネントは比較的軽視されやすいのですが同様に対処されにくいという面ももっています
これらを踏まえたうえでの戦略が成立するかどうかも十分吟味しておくといいでしょう


一番大事なのは環境における300枚前後のうちの1枚としてとらえることで単体で評価をしないことです
それと先入観にとらわれないこと
いままで〜だったから強いとか
〜なカードは弱いとかで括ると大抵失敗します
それとカードの評価は使う側ではなく使われた側で想像しなければ意味がありません

プレリまであと1週間、ゆっくりカードプールを吟味してみましょう


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